久々に、山下智久主演のドラマ。
不動産業界には、「千3つ」という言葉があるらしい。
千の取引があって、その3つしか契約に至らない
確かに、そんなものかもねぇ
物語の主人公の、千3つとは、
契約を取るために、
千の嘘を言って、真実は3つだけ
なんて野郎だ!
ドラマの見どころ
まずは、山下智久の割れた腹筋を楽しむべし。
第1話から、女性との軽めの絡みを用意し、
見事な腹の割れ目を堪能。
素敵な山Pなのだが、一つだけ難点なのは、声が聞き取りにくい。
そして、もっと弾けた演技を期待したのだが、
カッコいい山Pのままなのが残念。もっと暴れて欲しい。
ひょんな事から、嘘つき男が本音しか言えない体質に変わる、
というファンタジーなのだが、
嘘を言って成績を上げていた男が、本音のみになり、
売上や人間関係にどう変化してゆくのか。
彼の人生をどう変えるのか。
それと、本作は不動産業界の裏側が知れて楽しい。
営業トークを信用し、契約内容なんて小難しい文章は読まないものだが、
その、重要さを知らしめてくれる。
不動産の営業マンは給料は歩合なんだとか。
契約の為に、スレスレの嘘もありそうだと納得。
不動産を借りたり、売買したり、
そういう知識も授けてくれる。
北川景子主演の、「家売るオンナ」では、
あり得ない爽快さが心地良かったが、
今回は、リアリティを追求していて役立つ、タメになる。
脇の俳優陣たち
もともと、山Pの上司役に木下ほうかが出演していたらしい。
先日の、強制わいせつ疑惑で降板し、
彼が出ていた部分を全カットし、編集、脚本の直しや、撮り直しなど、
出演者やスタッフ陣は、栄養ドリンクを点滴のように打ちながら、
乗り越えたのではなかろうか。
第1話に、山﨑努が出演。
和菓子店の親父で、引退してアパート経営しようか、という顧客なのだが、
その存在感の大きさが圧巻。
和菓子の職人のくせに、革ジャン着て、
ガムをクチャクチャやりながら、
ぶっきらぼうなんだけど、味わいのある演技の上手いこと。
山Pが勤務する不動産会社の社長に草刈正雄。
思惑ありそうな彼の表情も見逃せない。
何か物件を探している、とか処分を検討しているとか、
不動産関係を検索してるなら、「正直不動産」を見てまずは勉強をお薦め。
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