蒸し暑い季節になってきました。
「お昼何にしようか?」
「そうめんでも茹でるかなぁ」
鹿児島ケンミンはそうめん大好き。
冷たいそうめんは勿論、あったかいお汁に入れてにゅうめんにしたり、お味噌汁に入れるパターンもあり。
法事に、にゅうめんが必須の土地もあると聞くし、老いも若きも、そうめん率は高いかもしれない。
指宿の唐船峡
鹿児島で、有名なそうめん流しといえば、指宿にある「唐船峡(とうせんきょう)」。
ここ、驚くことに市営なのです。大人気スポットで、シーズンになれば必ず並ぶ。
指宿だけでなく、鹿児島には夏になると、いろんな場所で「そうめん流し」の旗がゆらゆらしてます。
流しそうめんとは言わない、鹿児島ケンミン。
そうめん流しが主流。何でだろう。
丸いテーブルに、浅めのドーナツ型の水槽形状がセットされています。冷水が左回りしながら流れ、そうめんがお箸にかかる、っていうシステムなのです。
最近では、左利き用に右回転水槽もあるんだとか。面白いですね!
名水の場所では、美味しいお水と共にそうめんを食べて涼をとる、ってのがそうめん流しの特徴。
メニューとしては、
- そうめん
- おにぎり
- 焼き魚
- お味噌汁
という渋い感じ。これで1500円前後というところ。案外、いいお値段なのよね。
そうめんは家で食べられるけど、これだけお店が人気というのは、そうめん流し専用のテーブルですくって食べるという、アトラクション的な楽しさがポイントなのかもしれない。
知人の、60代くらいのおじさんも、「そうめん流しが好っじゃ(好きだ)」と良く、言ってたっけ。
自宅で美味しいそうめんの秘訣
そうめんを茹でる時、お湯の中に梅干しを一つ入れると、酸の影響で麺がシャキッとすると聞いてやっているのですが、いい感じです。
私は、ちょっと硬めの喉ごしがいいやつが好みなので、同じ好みの方は是非、お薦め。
さらに、めんつゆの中にオイルを小さじ1ほど入れると、旨味が増すのです。私はアマニ油を入れて食べてますが、オメガ3を摂りながら、さらに美味しいという、一石二鳥とはこの事!
お薦めのめんつゆ
めんつゆは市販の物を使っています。
いろんなメーカーが各種ありますが、3倍濃縮よりも、ストレートのお出しを味わいたい。
我が家の定番は、コチラ。
唐船峡のつゆ
我が家でいつも使っているのは、右手の青いラベル。
鰹の旨味、出汁が主役なので、塩味が強くなくて本当に美味しい。あっさり、ゴクゴク美味しいお出し。これに、生姜をすったもの、薬味の青シソやネギを沢山入れて。
勿論、アマニ油も忘れずに入れまっせ。
合成保存料、着色料など入ってない、美味しいお水が生きてるお出しです。
左手の黒いラベル。これは、ちょっと高級タイプのようです。
鹿児島のスーパーでは見かけないので、贈答品用にパワーアップした物なのかも。個人的には、是非試してみたいです。
鹿児島出身で、他県に引っ越ししたり、辛い味付けが苦手な人は、鹿児島のお出しはおすすめです。
まろやかで優しい味わいなので、そうめんや料理の味付けにも便利。
私は、煮浸しを作る時はめんつゆだけで味付けしちゃいます。調味料全部、入ってるもんね!
ふるさと納税の返礼品で購入するのもいいですね。
めんつゆはそうめんは勿論、料理にも使えるし大活躍。
シンプルな料理こそ、美味しいお出しで見違えます。私は安い時に沢山買って、お礼にちょっとあげたりしてます。毎日使う物だから、自分ももらっても嬉しいし。
食欲のない時には、そうめんだったらツルっといつの間にか食べちゃいます。ジメジメした季節や真夏の疲れ、コロナに負けず元気に過ごしていきたいですね。
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